運搬のしやすさと、架台を支える剛性を。
T-Fortyは、軽量な赤道儀やハーモニックドライブ架台を屋外で使うためのカーボン三脚です。上段39 mmの脚パイプ、中央ブレース、着脱式の取付プレートで、設置と運搬を両立します。
架台の固定方法は機種によって異なります。M6の3点固定、3/8インチのセンターボルトなど、図を見ながらお手持ちの架台のネジ位置・有効ネジ深さを確認してください。
39 mmカーボン脚とアルミ構造
上段39 mm/下段34 mmの脚パイプには、メーカー公称の12層強化カーボンを使用。肉厚は1.2 mmです。天体撮影で気になる脚のたわみを抑えるため、上段を太くした構造です。
本体フレーム、脚の関節、取付部にはCNC加工のアルミ合金を採用。軽量化のための肉抜きも見られます。実際の揺れや減衰時間は搭載機材・設置面・脚の伸長量に左右されます。

架台側に合わせる取付プレート
着脱式プレートには3つのM6固定穴、固定用セットスクリュー、3/8インチのセンターねじ、位置決め溝があります。架台を先にプレートへ固定し、三脚側へ落とし込んで締め付ける構成です。
伸縮式センターボルトは、3/8インチの中央固定とM6ねじ固定に対応する設計です。ねじ規格が一致しても、架台底面の穴配置と有効ねじ深さの確認が必要です。


中央ブレースで三脚を締める
三角形の中央ブレースをセンターボルトに通して締めると、3本の脚を内側から支えます。脚ロックとブレースの締結を、架台を載せる前に確認してください。
メーカーは下部に重りを掛けるストーンバッグも紹介しています。風がある場所では重りを使うかどうかだけでなく、設置面と全体の転倒リスクを確認してください。

架台のねじ位置と深さを照合
メーカーの適合図は複数ブランドの搭載例を掲載しています。ただし同じブランドでも世代や底面構造が異なることがあります。M6の3点固定、3/8インチ中央固定、取付プレートの位置決めが実機に合うか確認してください。
M6の組み合わせねじを使う場合、ねじ込み量が長すぎると架台内部に干渉するおそれがあります。メーカーはProxiskyの例で8 mm未満と注意しています。使用する架台の仕様を優先してください。

脚ロックと交換式スパイク
脚ロックには回転方向を示す表示があります。夜間の操作後は、3本とも確実に固定されているか手で再確認します。
メーカーは交換式ステンレス製スパイクを紹介しています。使用する場合は設置面に合う脚先を選び、滑りやすい場所や傷を付けたくない床面に注意してください。日本向けの同梱内容は販売時の商品仕様で確認してください。


設置の手順
1. 脚を開き、高さを決めて各脚ロックを締めます。2. 架台を取付プレートへ固定し、プレートを三脚上部の位置決め溝に入れて固定します。
3. 中央ブレースをセンターボルトに通し、3/8-16スタッドをプレートへねじ込みます。4. ブレース固定ノブを締め、3本の脚を支えていることを確認してから機材を載せます。

運搬寸法とメーカー公称値
折りたたみ長は515 mm、調整高さは460~780 mm。三脚本体1.89 kg、メーカー図のアクセサリー込み重量は2.38 kgです。
メーカー図には安全積載量50 kgと記載されています。撮影時の揺れ、搭載する架台の制限、風や地面の条件を含めた撮影可能重量を保証する数値ではありません。


主な仕様
| 材質 | 12層強化カーボン脚、CNC加工アルミ合金構造 |
|---|---|
| 上段/下段脚径 | 39 mm/34 mm |
| パイプ肉厚 | 1.2 mm |
| 脚段数 | 2段 |
| 脚角度の上限 | 28°(メーカー図) |
| 高さ | 460~780 mm(メーカー図) |
| 折りたたみ長 | 515 mm |
| 重量 | 本体1.89 kg/アクセサリー込み2.38 kg(メーカー図) |
| 安全積載量 | 50 kg(メーカー公称。撮影時の安定性を保証する値ではありません) |
| 取付方式 | M6の3点固定/3/8インチ中央固定など(架台ごとに要照合) |
架台を取り付ける前に、三脚の脚ロック、中央ブレース、取付プレートを確実に固定してください。ねじの長さや有効ねじ深さは架台ごとに確認し、無理にねじ込まないでください。地面が不安定な場所、強風下、脚を最大まで伸ばした状態では搭載重量を抑えて使用してください。